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何度かお伝えしていますが、現在選挙事務所のお手伝いをしている関係もあって、なかなか思うように記事を作成できずにいるのですが、今回の財務省公文書改竄問題だけは、本当に危機感を覚えます。

私が覚える「危機感」は、財務省が嘘をついていただとか、そんなしょうもない理由ではありません。

そのことが原因で、安倍内閣がかつてない「危機」に立たされていることにあります。
直近では、やはり私が大好きな麻生さんが、「財務大臣」を続けることができなくなるのではないか。そんな危機にさらされていることは、私には本当に残念でなりません。

少なくとも当時の佐川理財局長を税務長官として任命したことに対する「任命責任」が問われることになるのはもう間違いないと思います。(それでも「辞めない」という選択をしてほしいですが)

安倍内閣が、特に「経済」の問題に対してここまでやってこれたのも、麻生さんの存在あってのことであったことは間違いありません。

第396回の記事 でもお伝えしましたように、特に国民の「給与所得」に対して一貫して経済政策を施し、ついに経済が「成長に転じた」といえる状況が生まれた、その矢先の出来事です。
では、経済政策に対して国内外に麻生さんと同じような財政政策を実行できる人がいるのかというと、私は皆無だと思っています。

まして安倍内閣が退陣、などということになれば、この国はまた再びデフレのど真ん中へと突き落とされるのではないか。そんな危機感を覚えてなりません。

今回の記事では、せめてこの騒動に決着をつけるべき、「森友問題」の真相を、具体的に、分かりやすくお示ししたいと思います。


大切なのは、森友問題を「時系列」で見ること!
このことを考えるうえで、私が一番参考にさせていただいたサイトは以下のサイトです。

森友学園問題を時系列で検証してみた
引用させていただきますと、以下のような表が掲載されています。

時期起こったこと土地の状況
2012年
2012年01月大阪音楽大学が最大7億円での購入を希望(2009年〜2012年) 売却にあたって国土交通省大阪航空局がレーダー探査などによって地下の状況を調査 地下3メートルの深さまで廃材やコンクリート片などが確認されたほか、土壌の一部にはヒ素や鉛が含まれていたことが判明。
2012年07月近畿財務局は時価9億円超での売却を希望し、大阪音楽大学側は購入断念
2012年10月「現物出資」として所有権が新関空会社へ移転
2013年
2013年01月錯誤により所有権が国土交通省に戻る
2013年04月豊中市が約472平方メートルを特定有害物質の汚染区域に指定
2013年6〜9月当該国有地の売却を公募
2013年08月籠池氏が兵庫県議 黒川治氏(自民)を通じて鴻池参院議員に接近
2013年09月森友学園が土地の取得を要望
籠池氏より鴻池事務所に相談

「財務局より7~8年賃借後の購入でもOKの方向だが、財務局から土地取引の前提として大阪府から小学校設置認可を受けるよう求められたので何とかして欲しい」と要望

2014年
2014年01月籠池氏より鴻池事務所に相談

「土地評価額10億。10年間の定期借地として賃料年4%、賃料年約4000万円の提示有り」と説明し「高すぎる」「何とか働きかけして欲しい」と要望

2014年10月森友学園が大阪府私立学校審議会に小学校の新設認可を申請
2014年12月大阪府私立学校審議会が森友学園の認可答申保留
大阪府議・中川隆弘氏(大阪維新の会)と面会
2015年
2015年01月大阪府私立学校審議会で小学校の新設が認可適当とされる
2015年02月当該国有地を森友学園側へ貸し出した後に売却することについて国有財産近畿地方審議会で了承される
2015年05月近畿財務局が森友学園と10年間の定期借地契約と期間内(概ね8年以内)の売買予約契約を締結
2015年07月(2015年07〜12月)
森友学園が全域の地下3mまでのコンクリート片など720トンと、鉛などの汚染土1090トンを除去し、汚染区域の指定は解除
2015年09月近畿財務局、大阪航空局、設計業者、工事業者の4者で産廃の処分方法について協議

近畿財務局「産廃残土処分の価格が通常の10倍では予算がつかない。借主との紛争は避けたいので、場内処分の方向で協力して欲しい」

2016年
2016年03月校舎や体育館を建設するための杭打ち作業中に、さらに深い地中から廃材や生活ゴミなどの新たなゴミが見つかる
東京の財務省内で籠池氏が同省理財局幹部と面会
森友学園側が土地の購入を申し入れ
地下3mまでのゴミ除去費1億3176万円を国が負担する合意書が森友学園側と財務省側で交わされる
2016年04月森友学園が廃材などの撤去工事や土壌改良を行ったことを現地で確認した上で、当初から確認されていたゴミ撤去費用として、1億3176万円を学園側に支払い
2016年06月森友学園が1億3400万円(年利1%の10回払い)で土地を買い取る
評価額:9億5600万円
ゴミ撤去費用:8億1900万円


改めて検証する森友問題
この上で、改めて見ていただきたいのは私が作成した 第345回の記事 です。
この記事では、FNNが独自に入手したとされる、「新たなる音声データ」をもとに記事を作成してみました。

私が引用したYoutube動画はすでに削除されているため、同じものを見ることはできませんが、一部私がキャプチャして切り取った画像、および文字起こしした記録は見ることができます。

この記事に記しているのは、上表で言うと2016年3月のやり取りになります。

例えば、先日よりニュースでクローズアップされている以下ようなニュース。


森友問題、業者が証言「ウソの報告書を書かされた」 埋まったゴミを過大報告か

学校法人「森友学園」に大阪府豊中市の国有地が格安で売却された経緯をめぐり、新たな疑いが持ち上がった。

この国有地をめぐって、建設業者が「ゴミが実際より深くにあると見せかけた虚偽の報告書を作成した」と、大阪地検特捜部の調べに証言したと3月16日、毎日新聞などが伝えた。学園側や近畿財務局側から「促された」という趣旨の説明もしているという。

値引きを正当化するために、国や学園側がゴミの量を過大に報告させた可能性もあるとみて、大阪地検特捜部は調べを進めている。

この記事は、上表、「2016年03月」「土地の状況」に記されている、

「校舎や体育館を建設するための杭打ち作業中に、さらに深い地中から廃材や生活ゴミなどの新たなゴミが見つかる」

から派生したニュースです。

第345回の記事 も参考にしますと、この「新たなるゴミ」が発見されたのは3月11日のこと。その後、森友側が政府側に土地購入の申し入れを行ったのは3月24日です。

つまり、森友側は「新たなるゴミ」が見つかった後で政府側に土地購入の申し入れを行っているわけです。

第345回の記事
 での引用記事で、近畿財務局池田統括官より籠池夫妻に

私ども、以前から申し上げているのは有益費の1億3000万という数字を国費として払っているので、その分金額ぐらいは少なくともの売り払い価格は出てくる

とありますので、少なくとも森友が政府側に購入の申し入れを行った時点で、近畿財務局から森友側に見積額として「1億3000万円」という金額は伝えているわけです。

この1億3000万円という数字がどこから登場したのかというと、これが上表2016年3月の「起こったこと」に記されている
地下3mまでのゴミ除去費1億3176万円を国が負担する合意書が森友学園側と財務省側で交わされる

という部分。

『地下3mまでのゴミ除去費』がどこから登場したのかというと、2015年9月の「土地の状況」にある

(2015年07〜12月) 森友学園が全域の地下3mまでのコンクリート片など720トンと、鉛などの汚染土1090トンを除去し、汚染区域の指定は解除

の部分。この時期は当然まだ「購入の申し入れ」は行われておらず、「購入を前提とした賃貸契約」の段階です。

つまり、政府側が森友に土地を売り渡した額、「1億3400万円」とは、森友がまだ購入の申し入れすら行っていない、また「新たなるゴミ」など発見されていない段階で、しかも「森友側によって行われた工事費」が前提となっていることをまず忘れてはなりません。

そして最終的に近畿財務局が森友に売り渡した金額は1億3400万円。実際の工事費に200万円強上乗せして売り渡されているのです。

先ほどご紹介したニュースでは、

「業者が証言『ウソの報告書を書かされた』 埋まったゴミを過大報告か」

とありますが、仮にこれが事実であったとしても、土地の売り渡し価格決定の経緯には全く影響を与えていないことがわかりますね?


「価格の提示や交渉が行われなかった」は本当に「偽り」であったのか?
また一方で、佐川当時理財局長より、「政府側から価格を提示したこともなければ、価格交渉をしたこともない」との発言があるわけですが、改竄された公文書の内容から、これが「偽りであった」との報道が盛んになされていますが、私はこれにも非常に疑問を抱いています。

まず、「改竄が行われた」とする時期は森友問題が問題視されることとなった2017年2月の段階。

安倍総理の、

「私や妻が関係していたら首相も国会議員もやめる」


という発言が行われた時期になります。(2017年2月後半~4月)

では、改竄されたとされる文書が、一体どのような時期の内容になるのかと申しますと、これはNHKが詳しいデータを掲載していますので、ここにリンクを貼っておきます。

「森友」財務省決裁文書 “事前協議”の日 記述全削除


財務省の改竄内容とは?
NHKがピックアップして取り上げている、安倍昭恵夫人、鴻池・北側イッセイ現職、平沼元職、故鳩山議員に関する改竄内容は、以下の文書に掲載されています。

特例承認の決裁文書1(平成27年2月4日)
特例承認の決裁文書2(平成27年4月30日)

ここに登場する安倍昭恵夫人に対する記述に対する「歪さ」は私も感じます。ですが、これはどちらかというと近畿財務局が、財務省理財局を「忖度させるため」に安倍昭恵夫人の名前を利用したものなのではないでしょうか?

もしくは近畿財務局の担当職員が籠池氏に洗脳されてしまっていたかのどちらかです。(この場合は近畿財務局の担当職員が安倍昭恵夫人に『忖度』をした証拠にはなりえます)

これに対して、財務省理財局が本当に「忖度」を行ったのかどうかは理財局に確認しなければわかりませんが、少なくとも安倍昭恵夫人が『森友学園が設立する私立小学校の認可や国有地払い下げ』に関係していたことを示す資料にはとてもなりえないでしょう。

では、この文書のタイトルとなっている「特例承認」とは一体何のことなのでしょうか?


森友公文書における『特例』とは、一体何を指しているのか?
公文書全体を読み込みますと、ここでいう「特例」には、実は二つの特例があることがわかります。

では、先ほどの近畿財務局が財務省理財局に対して、安倍昭恵夫人に「忖度させようとした」文書の「特例」とは、いったい何のことなのでしょうか?


「普通財産の貸付けに係る特例処理」
公文書を読んでみますと、今回のケースですと、平成13年3月30日に、財務省理財局長から、各財務(支)局長、沖縄総合事務局長に対して、『普通財産貸付事務処理要領』という、「普通財産」の「貸付」に関連した通知が行われています。

この通知では、読んで字のごとく、財務省管理下における『普通財産』の貸付を行う際の「事務処理方法」が記されています。

この通知の中に、

第11 その他
1 特例処理
この要領により処理することが適当でないと認められる場合には、理財局長の承認を得て別途処理することができるものとする。

という記述があります。

普通財産を貸し付ける場合には、標準的な貸付方法が決められているわけですが、その標準的な方法による貸し付けを行わない場合は、処理するためには『理財局長の承認』が必要ですよ、と記されているわけです。

森友の件で言えば、森友学園は件の土地を「取得」したいと考えていたわけですが、森友学園にはお金がありませんから、森友学園は近畿財務局に対して、「取得を前提とした貸付という形で契約を行いたい」という申し出があったわけです。

近畿財務局は、森友にこの土地を取得させるため、この「取得を前提とした貸付」を行う方向性で契約を進めていくわけです。

つまり、ここでいう「特例」とは、「買取を前提とした貸付」のこと。理由は森友が「小学校の設立」を目的とした公共性のある事業を行おうとしているからです。

この時に、近畿財務局は理財局に対しての申請に昭恵夫人の名前やその他国会議員の名前を記していた・・・というのが貸し付けにかかる経緯。

つまり、もし「忖度」や「関与」を問題にするのであれば、この「買取を前提とした貸付」が受理されるに至った経緯を本来問題とすべきなのです。

ちなみに、この「特例」が示す内容として、森友に関する貸付期間が「8年」から「10年」に伸びたことを問題とする記述を見ることがありますが、これは違いますね。

8年から10年に延長された理由は、「借地借家法23条」により、「事業用定期借地」の設定期間が、「10年以上50年未満」とされているから。

森友が買取をできない、というリスクを避けるため、当初は8年の借地期間で計画していたわけですが、「借地借家法23条」により10年以上と定められているために10年と延長しただけのことです。

既出の通り、安倍昭恵夫人の関与を問題としたいのなら、本来この「買取を前提とした貸付」に至る経緯を問題とすべきなのですが、野党マスコミはここではなく、なぜかもう一つの「特例」を問題にしています。
もう一つの「特例」とは?
この「特例」に関しては、

売払決議書「普通財産売払決議書」(平成28年6月10日)

に書かれています。

書かれている内容は、
1.特約条項 今回の契約については、学園の代理人弁護士が提案する今後の損害賠償等は行わないとする旨を売買契約書に盛り込むこととするが、これらの規定は通常に定める標準方式で設けられているものではないため、当局統括法務監査官(所属法曹有資格者)の指導を踏まえて特約条項を検討した。作成した特約条項について大阪航空局の確認も了した上で相手方代理人弁護士に提示してこうしょうを重ねた結果、当局の提示案をもって合意に至ったものである。

と記されています。

「特例」ではなく「特約」と書かれていますが、野党およびマスコミが盛んに煽っているのは明らかにこちら。

上表ですでに掲載していますが、2015年12月、森友が「全域の地下3mまでのコンクリート片など720トンと、鉛などの汚染土1090トンを除去」しており、本来であればゴミがなくなっているはずの土地から、「新たなるゴミ」が発見され、これを根拠に森友が「更なる値引き」を迫ってきた案件です。


森友問題の真相!
改めて上表を振り返っていただきたいのですが、2015年9月の段階で、「起こったこと」の欄に以下のような記載がされていますね?

近畿財務局、大阪航空局、設計業者、工事業者の4者で産廃の処分方法について協議

近畿財務局「産廃残土処分の価格が通常の10倍では予算がつかない。借主との紛争は避けたいので、場内処分の方向で協力して欲しい」


実はこの案件、産経新聞に詳細な記事が残っています。

【産経ニュース】2017.3.4
近畿財務局が産廃の「場内処分」促す 費用増大懸念し埋め戻しか 協議文書を独自入手

 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地払い下げ問題で、財務省近畿財務局が平成27年秋、同学園の小学校の建設予定地にあった産業廃棄物を「場内処分」するよう業者に促していたことが3日、分かった。産経新聞が入手した協議記録にやりとりが記されていた。産廃の処理費用が膨らむことを懸念し、予定地にいったん埋め戻すことで、手続きを急ぐ意図があったとみられる。

 入手した資料は「(仮称)森友学園小学校新築工事に伴う土壌改良工事」との件名が記された「打合わせ記録」。27年9月4日午前、近畿財務局内で同局と国土交通省大阪航空局、法人側の設計業者や工事業者の4者が、建設予定地の地下にあった産廃の処理方法を話し合った際のやりとりが記されている。

 それによると、設計業者が「予算がつかないのなら、(産廃を)場外に出さない方法を考えるしかない」と発言。財務局は「できれば場外処分を極力減らす計画を考えてもらえないか」と依頼した。

 さらに財務局は「建築に支障ある産廃および汚染土は瑕疵にあたるため、(国に)処分費用負担義務が生じるが、それ以外の産廃残土処分(の価格)が通常の10倍では到底予算はつかない」と指摘。「借り主との紛争も避けたいので、場内処分の方向で協力お願いします」と述べていた。

上表にもある通り、この土地はもともと「ヒ素」や「鉛」が含まれる「特定有害物質の汚染区域」であり、森友側の工事によって産廃ゴミや汚染土撤去され、「特定有害物質の汚染区域」としての指定が解除されたわけですが、上の記事を読む限りでは、「建築に支障のある産廃及び汚染度」以外は「場内処理」がされているものと推察されるわけです。

そして、これを処理した結果、かかった工事費用が1億3190万円。これを元に森友側への売却金額は決められているわけです。

1億3190万円という金額が、「通常」の金額だったのかどうかはわかりません。ですが、少なくとも本当にこの土地を「宅地」として見積もったときに「9億」ないし「10億」といった金額がつくのかどうかといえば、とてもそんな金額はつかないはずです。

なぜなら、森友の土地には、場外に持ち出して処理することができなかった「産廃残土」が残されているわけですから。

そして、翌3月の工事で「新たなるゴミ」が出てきたわけですが、これは果たして・・・と思ってしまうわけです。

上表後のニュースで、「業者が証言『ウソの報告書を書かされた』」とあるわけですが、この報告書は、つまり埋め戻されたゴミをすべて処分した上で、宅地として造成されている周辺の土地と地下を合わせるために必要な金額を出すために書かされたものだったのではないか、と私は思っています。

また改竄された今回の公文書を読み進めていくと、この土地は「地盤が軟弱」であり、この土地の上に多層階の建築物を建立した際、地盤を安定させるために必要な金額まで考慮されていることもわかりました。

では、この交渉で近畿財務局側から森友側に価格が提示されていないのかというと、これは実ははっきりと「提示した」ことが公文書に記されています。これは文書ではなく「口頭」で伝えられたとされています。
7.価格提示について 公共随意契約を行う場合の相手方に対する価格通知の価格通知の取り扱いについては、各財務局様々なであるが、近畿財務局は価格を通知せずに相手方と見積もり合わせを行っているところ。

本件は通常の売払いではなく、定期借地による貸付契約中の財産について、売買予約契約を締結して貸付期間中に売払う予定のものであることから、関東財務局等が採用している方法を参考に、口頭により相手に価格を通知するものとする

では、「価格交渉」を行っているのかというと、私、これには否定的です。

第345回の記事 において、財務局側と森友側のやり取りの経緯を掲載しているわけですが、財務局側は12月に行われた工事費である「1億3000万」を下回ることがない、と伝えたうえで、「新たなるゴミ」が見つかったことで、更なる値下げを迫ってくる籠池夫妻に対し、この値下げを完全に突っぱねているわけですから。(やり取りの経緯から、『新たなるゴミ』が見つかる前に金額は伝えられているものと推察される)

もちろん、理財局及び近畿財務局が行った「公文書の改竄」は決して許されるものではありません。ですが、だからと言って今回の売却に向けた交渉の経緯(価格交渉ではなく、取引全体のやり取りの意)に関して、決して財務省に落ち度があったとは言えないのではないかと思います。
あえて「落ち度」があったとすれば、籠池夫妻の人格を見極めることができなかったこと。

まして安倍首相や昭恵夫人が関与した、などということがあるわけがありません。
ここからは本当に私の「願望」ですが、今後何があろうが、任期を全うするまで、麻生さんには絶対に「財務大臣」としての役職をやり遂げていただきたい。心からそう願っています。

もちろん、冒頭にも述べた通り、国税庁長官として佐川氏を任命したことに伴う「任命責任」が発生することは理解した上で、です。

甘利さんの時もそうでしたが、これ以上日本国政を繁栄へと導いていくために欠かせない、有能な存在を野党とマスメディアに引きはがされていくのは本当に見ていられれません。
麻生さん、安倍さん、絶対に「あんな奴ら」に負けないでください!!!
安倍麻生コンビ ※画像はツイッターより拝借しました。


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さて。今回は久しぶりにこの「森友学園問題」を取り扱ってみたいと思います。

というのも、だれが流出させたのか、そもそもその出所がどこだったのかはさっぱりわかりませんがFNNが独自データとして、森友問題に関する「新たなる音声データ」を入手し、これを巧みに編集して報道したからです。


これについて、同じFNN、フジテレビのワイドショーである「バイキング」でも取り上げられていましたので、こちらの動画もご紹介しておきます。


フジテレビがこれらの番組を作成した目的としては、「財務省側、佐川理財局長(当時)」が国会で以下のような発言を行っていることが理由です。

新たなる音声データ0
佐川理財局長
「価格につきまして、こちらが提示したこともございませんし、先方からいくらで買いたいといった希望があったこともございません」

これは、バイキング動画内より抜粋しました。
動画では、籠池夫妻と財務省側、池田国有財産統括官とのやり取りで構成されています。

冒頭で池田国有財産統括官が、土地を森友学園側にリースする段階で、当初より存在が確認されていたゴミ撤去費用1億3200万円をベースに森友側と交渉していることから、「池田統括官は金額を提示しているじゃないか」というのが先ず番組側の主張。

そしてもう一点。この金額をベースで話をしていることから、

「最初からこの金額で売りつけることを目的としているじゃないか、8億2000万円という値引き額はこの金額ありきだったんじゃないか、辻褄を合わせることを目的として、土地評価額の9億5000万円から1億3200万円を差し引いただけじゃないか」

という主張を行っています。
ですが、私は改めてこの動画を見てみて、まったく逆の印象を覚えました。

ピンと来たのはこの土地は元々価格が付かないような二束三文の屑土地だったんじゃないか・・・と。


新たなる音声データの内容

勿論、この動画はフジテレビ側にとって都合の良い部分のみを切り取って都合よくつなげていますので、これを情報ソースとして提示するのは、一見すると適正な方法ではない様に感じてしまいますが、実は今回の動画に関しては全く逆。

フジテレビ側の編集と番組構成、及びその主張がいかに出鱈目なものであるのかということを、この動画そのものが証明してしj待っているのです。

それでは、大切な部分を抜粋する形で籠池夫妻と池田国有財産統括官とのやり取りを文字起こししてみます。

【籠池夫妻と池田国有財産統括官とのやり取り】
池田国有財産統括官
「先ず一転、お詫びの点はですね。地下埋設物の撤去工事に関しては、きちっと森友学園理事長・復縁等に情報が伝わっていなかった点は、われわれも反省点としてありまして、今後の対応については大阪航空局よりご説明いただこうと思っています。」

<中略(籠池氏の恫喝)>

大阪航空局 
「今回出て来た産業廃棄物というものは、国の方に瑕疵(かし)があるということが判断されますので、その撤去に就いては国の方でやりたいなと思っておりまして」

<中略(籠池妻の恫喝。損害賠償の要求:学校の開校が遅れること等を理由に)>

池田国有財産統括官
「我々が見込んでいる額よりも(撤去費が)少なくても我々は何も言わない」

池田国有財産統括官
「理事長のおっしゃる0円に近いというのがどういう風にお考えになられているのか、売り払い価格というのが0円ということなのかと私は思いますけど、私ども、以前から申し上げているのは有益費の1億3000万という数字を国費として払っているので、その分金額ぐらいは少なくともの売り払い価格は出てくるかと。そこは何とかご理解いただきたい」

籠池氏
「(売却価格は)1億3000万が云々というものよりもぐ~んと下げていかなあかんよ」

池田国有財産統括
「理事長がおっしゃる0円という金額までわたしはできるだけ努力する作業を今やっています。
だけど、1億3000万円を下回ることはない」

ここから、フジテレビ側の主張が続きます。

新たなる音声データ1

「結局最初のごみ撤去費用1億3200万円を上回る1億3400万円で契約が成立」

新たなる音声データ2

「これまで国側は、国有地の鑑定価格からゴミの撤去費用(8億2000万円)を差し引いて土地の売却価格を算出したと説明していた」

新たなる音声データ3

「今回の音声データは、最初から1億3000万円の売却価格ありきで新たなるゴミ撤去費用を算出したことを疑わせる内容」

このあと明らかな印象操作としか考えられない籠池氏の口から出まかせを「さらなる音声データ」として紹介した後、コメンテーターや司会者との間でのやり取りが繰り広げられます。


「新たなる音声データ」から読み取れること

さて。私はこの音声データを、朝起きた時に付けたテレビ番組で初めて耳にしました。

で、聴いた瞬間に頭に思い浮かんだ疑問が、冒頭に述べた、

「これ、この土地は元々値段もつかないような二束三文の屑土地だったんじゃ・・・」

という疑問です。まず冒頭、池田国有財産統括官が述べている、
「先ず一転、お詫びの点はですね。地下埋設物の撤去工事に関しては、きちっと森友学園理事長・復縁等に情報が伝わっていなかった点は、われわれも反省点としてありまして、今後の対応については大阪航空局よりご説明いただこうと思っています。」


という内容について。これは、2016年3月の時点で「新たに発見されたゴミ」について、当初財務省側では把握できておらず、この事を籠池夫妻に謝罪している場面です。

これについては大阪航空局より

「今回出て来た産業廃棄物というものは、国の方に瑕疵(かし)があるということが判断されますので、その撤去に就いては国の方でやりたい」


と述べています。ところが、この次に池田国有財産統括官が発言する場面では、

「我々が見込んでいる額よりも(撤去費が)少なくても我々は何も言わない」

という内容に変わっており、これは即ち大阪航空局より説明があった後、籠池夫妻とのやり取りの中で、財務省側から「撤去は別に森友側でやっていただいても問題はない」との提案がなされたのではないかと推察されます。

これに対して更に

「実際にかかる工事費が財務省側の見積りより少なかったとしても財務省側は別に文句は言いませんよ」

と付け加えているわけで す。


さて。ここまで記述した段階で、読者の方のご意見としては2つのご意見に分かれているのではないでしょうか?

一つ目は、私が感じた疑問と同様の疑問。
二つ目は、フジテレビが編集している様に、「え!それじゃ森友側のぼろもうけじゃん!」
とする短絡的な発想です。


「新たなるゴミ」が発見された時点での「土地評価額」は一体いくらだったのか

このサブタイルについて、池田統括官は以下の様に述べています。
「理事長のおっしゃる0円に近いというのがどういう風にお考えになられているのか、売り払い価格というのが0円ということなのかと私は思いますけど、私ども、以前から申し上げているのは有益費の1億3000万という数字を国費として払っているので、その分金額ぐらいは少なくともの売り払い価格は出てくるかと。そこは何とかご理解いただきたい」

<中略>

「理事長がおっしゃる0円という金額までわたしはできるだけ努力する作業を今やっています。
だけど、1億3000万円を下回ることはない」

つまり、この時点で、ごみ撤去工事を行う前の土地の価格は0円でも問題はないが、1億3200万円かけて撤去工事を行ったんだから、撤去工事費用1億3200万円の土地の価値がこの土地には生まれている、とこの様に池田統括官は言っているわけです。

そう。暗に池田統括官は、ごみ撤去工事を行う前の土地価格は「0円でも問題はない」としているわけです。

全く先入観を持たない状況でこの情報を見ると、

「えっ? 0円の土地って、一体どんな屑土地なの?」

と、普通であればこうなるはずです。実際、フジテレビ側もこの「0円」という土地価格が「おかしい」とは一言も言っていません。
フジテレビ側は、この土地が「1億3400万円で売却されたこと」を問題とし、その前提条件となった「1億3200万円」という「価格ありきだったんじゃないか」と言っているわけです。

そして売却時点で査定されていされている土地評価額「9億5000万円」を引き合いに出し、「この9億5000万円から1億3200万円を差し引いた金額を『新たなるゴミ撤去費用見積もり』としたのであったのではないか」

としているわけです。

ですが、よく考えてみてください。そもそも森友側に売却した「1億3400万円」という数字は、「もともと0円と評価しても差し支えなかった土地に、国費を投じて行ったゴミ撤去及び整備費用1億2000万円」がベースになっています。

つまり、

「土地評価額は元々0円であった土地に、1億3200万円の費用をかけて整備した結果、1億3200万円という土地価格が生れた」

ことをこの経緯は示しているのです。


8億2000万円という値引き金額は適正であったのか?

それでは、改めて考えてみましょう。そもそもこの値引き価格8億2000万円という数字は、母体となる土地売却価格9億5000万円という数字があって初めて出てくるものです。

上記録音テープが、一体いつ録音されたのか、それは私には分かりません。ですが、一つ言えることは、録音テープにおいて池田統括官は、
私ども、以前から申し上げているのは有益費の1億3000万という数字を国費として払っているので、その分金額ぐらいは少なくともの売り払い価格は出てくる

とこの様に述べており、池田統括官のこの言葉より、国側は学園側に、この土地の売買価格がどんなに安く見積もっても、工事費として支払った1億3200万円を下回ることがない、ということを、実際に売買交渉に入る以前から伝えていたのではないか、ということです。

「やっぱり価格ありきだったんじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、私が言いたいのはそういうことではありません。

森友側が政府側に土地購入の申し入れを行ったのは3月24日。新たなるゴミが発見されたのは3月11日ですから、森友が購入申し入れを行う前から「新たなるゴミ」は既に発見されていました。

この事から透けて見えてくるのは、籠池夫妻はこの「新たなるゴミ」を政府側に対する「値引き交渉を行うための材料」として提示したのではないかということです。

繰り返しになりますが、政府側は元々籠池夫妻に対して「この土地の売買価格はどんなに安く見積もっても1億3200万円は下りませんよ」と伝えていたわけです。

これに対して籠池夫妻は「これまで発見されていなかった新たなるゴミが発見されたんだから、値段を下げるのが当然でしょ?」と言っているわけです。逆に言えば、「新たなるゴミ」がみつかったことで「値引き交渉が出来る」と踏んで学園側は国側に対して土地の購入を申請しました。

NHKニュース からの情報にはなりますが、上記リンクサイトによりますと、森友が土地購入の申し入れを行った6日後、財務局は大阪航空局にゴミの撤去見積もりを依頼。この金額8億1900万円が確定したのが4月14日である、とされています。

リンク先ではこの8億1900万円を「値引き額」と記していますが、土地評価額が決まるのが5月30日ですから、この時点ではあくまでも「ごみ撤去費用」であり、「値引き額」ではありません。

今回ご紹介した録音テープが、果たしてこのごみ撤去費用が確定する前に行われたやり取りなのか、それとも確定した後に行われたやり取りなのか、これは私には分かりません。ですが、上記録音テープの中には、明らかに不自然な内容が報道されています。

大阪航空局 
「今回出て来た産業廃棄物というものは、国の方に瑕疵(かし)があるということが判断されますので、その撤去に就いては国の方でやりたいなと思っておりまして」

<中略(籠池妻の恫喝。損害賠償の要求:学校の開校が遅れること等を理由に)>

池田国有財産統括官
「我々が見込んでいる額よりも(撤去費が)少なくても我々は何も言わない」

文字で見るとわかりにくいのですが、番組的には大阪航空局の発言には、前後の流れが一切含まれておらず、番組のナレーションとナレーションに挟まれる価値で、この部分だけピンポイントで切り取られて入れ込まれている様にも感じるのです。

既に述べていますように、大阪航空局側のセリフでは工事を国で行うことが提案されていますが、池田統括官のセリフになると、いつの間にか工事を森友が行う、という内容になっています。

これまでの流れから考えると、仮にこのやり取りが工事費の見積もりが行われた後に行われたやり取りであると仮定すると、航空局の発言と池田統括官のセリフとの間に、以下のようなやり取りがなされていたのではないかと推察されるのです。
大阪航空局 
「今回出て来た産業廃棄物というものは、国の方に瑕疵(かし)があるということが判断されますので、その撤去に就いては国の方でやりたいなと思っておりまして」

籠池氏
「もちろんそれはそちら側で負担していただけるんでしょ?」

大阪航空局 
「いえ。こちら側で工事をさせていただきますと、その金額が土地取得金額に上乗せされることになります。」

籠池氏
「それはおかしいでしょう。工事には一体どのくらいの金額がかかるんですか」

大阪航空局 
「こちら側の見積もりでは8億1900万円になります」

籠池氏
「本当にそんなにかかるんですか?」

池田統括官
「これまでの事例を参考にしますと、このくらいの金額になります」

籠池氏
「もっと安くならないんですか。そんなんだったらこっちでやりますよ!」

池田統括官
「勿論、そうしていただいても問題はありません。その場合、我々が見込んでいる額よりも(撤去費が)少なくても我々は何も言わない」

あくまでもこれは私の推測であり、言うなれば「フィクション」です。

ですが、当初元々0円であった土地に、1億3200万円の工事を行った結果、1億3200万円の価値がつくのであれば、実際にいくらかかるのかは知りませんが、新たなるゴミ撤去にそれ相応の金額がかかるのであれば、新たなるゴミを撤去した後、その撤去にかかった費用がそのまま「土地評価額」に加算されるはずです。

勿論、この撤去費用の中には、実際に確認できるゴミの撤去費用以外に、仮に建築が遅れた場合の損害賠償費用や仮にこれまで発見されていない場所にもゴミが埋設されていた場合の撤去費用まで全て含まれた「瑕疵担保免責特約」が含まれていますから、その全てが実際にかかる「ごみ撤去費用」ではないのかもしれませんが。

そして、その免責特約まで含めた土地撤去費用を元々の評価額である1億3200万に加算した金額9億5100万円をこの土地の「評価額」とした・・・というのが最終的な土地評価額が決定した「真相」であったのではないか・・・という事を今回の音声データ報道内容より推察いたしました。


さて。それでは改めて森友学園における値引き金額「8億2000万円」は適正だったのでしょうか?
それとも安倍首相に「忖度」して値引きをしすぎていたのでしょうか?

結論から申しますと、今回の値引き金額など、別に何円でもよかったんじゃないか、というのが私の結論です。

そもそもこの8億2000万円という数字は、森友側が「新たなるゴミ」を発見などせず、仮に発見していたとしても現在そうしている様に撤去そのものを行わず、埋設されたまま工事を行っていれば出てくることのなかった金額です。森友が購入した「1億3200万円」という数字がそのままこの土地の評価金額となっていたのではないでしょうか?

もし仮に、森友側が自分たちが値引き交渉に使おうとした「新たなるゴミ」を土地購入後正式に撤去し、政府側見積もりを大幅に下回る金額でゴミの撤去をできた場合、きちんと整備までして売却した場合、その売買金額が仮に政府側が見積もった9億5000万円という金額通りに売却できたとすれば、その工事費と売却金額との差額は、確かに森友側の利益になります。

ですが、現在の様にその撤去すら行わず、放置したままの状態なのであれば、その価値は何時まで経っても1億3200万円という金額のままです。

政府はびた一文損はしていませんし、森友側は撤去工事を行っていない以上、この土地取得をめぐって何一つ利益を得てはいないのです。

そして、これは推測の域を出ませんが、8億2000万円という値引き金額は、別に「1億3200万円ありき」で算出されたものではなく、飽くまで瑕疵担保免責まで含めて正当に見積もられた結果、その金額が1億3200万円という現時点での土地の価値に加算され、「値引き金額」ではなく「土地評価額」の方が事後的に算出されたのではないかと推察されるわけです。

その上で8億2000万円という数字は、別に8億2000万円である必要はなく、別に7億円であろうが5億円であろうが、政府としては全く問題はなかった。

仮に7億円であれば土地評価額が8億5000万円に、5億であれば6億5000万円になっていた・・・という、ただそれだけの事だったのではないかと考えられます。

ただ一つ言えることは、池田統括官は、「新たなるゴミ」が出てきても、森友の要請に一切応じず、逆にその撤去費用を現在の土地評価額に加算する形で収束させた、極めて優秀な方であった、ということ。

寧ろマスコミが報じるべきなのは、この点なのではないかと私は思います。
(※記事作成に数日かかりましたので、一部動画が既に削除されていますが、飽くまでこの動画を元に作成した記事ですので、削除後の動画画面も私の記事では削除せず、そのまま残しておきます。)


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<継続する記事>
第294回 アキエリークスとメール全文を比較(森友問題について)

前回の記事では、アキエリークス に掲載されている内容を下に、証人喚問に於いて籠池理事長が吐いた明らかな「嘘」と、証人喚問以前から籠池理事長と野党4党の間で何らかの「密約」が行われていたのではないかと考えられる、その「証拠」について記事にしてみました。

今回の記事では、もう一つのテーマである、昭恵夫人付官僚である谷査恵子氏から、籠池理事長に宛てて送信されたFAXに関連した情報を記事にしたいと思います。


問題になっているFAXとは?

籠池FAX1

塚本幼稚園 幼児教育学園
総裁・園長
籠池 泰典様

前略 平素よりお世話になっております。
先日は、小学校敷地に関する国有地の売買予約付定期借地契約に関して、資料を頂戴し、誠にありがとうございました。

時間がかかってしまい申し訳ございませんが、財務省本省に問い合わせ、国有財産審理室長から回答を得ました。

大変恐縮ながら、国側の事情もあり、現状ではご希望に沿うことはできないようでございますが、引き続き、当方としても見守ってまいりたいと思いますので、何かございましたらご教示ください。

なお、本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております。

内閣総理大臣夫人付
谷査恵子

※明日より出張のため、携帯番号がしばらくつながらない可能性がございます。
ご迷惑をおかけいたします。


籠池FAX2

籠池様

平素よりお世話になっております。
先日頂戴しました資料をもとに、財務省国有財産審理室長の田村嘉啓氏に問い合わせを行い、以下の通り回答を得ました。

1) 10年定借の是非
通常、国有地の定借は3年を目安にしているが、今回は内容を考慮し、10年と比較的長期に設定したもの。他の案件と照らし合わせても、これ以上の長期定借は難しい状況。

2) 50年定借への変更の可能性
政府としては国家財政状況の改善をめざす観点から、遊休国有地は即時売却を主流とし、長期定借の設定や賃料の優遇については縮小せざるをえない状況。介護施設を運営する社会福祉法人への優遇措置は、待機老人が社会問題化している現状において、政府として特例的に実施しているもので、対象を学校等に拡大することは現在検討されていない。

3) 土壌汚染や埋設物の撤去期間に関する賃料の扱い
平成27年5月29日付 EW第38号「国有財産有償貸付合意書」第5条に基づき、土壌汚染の存在期間中も賃料が発生することは契約書上で了承済みとなっている。撤去に要した費用は、第6条に基づいて買受の際に考慮される。

4) 工事費の立て替え払いの予算化について
一般には工事終了時に清算払いが基本であるが、学校法人森友学園と国土交通省航空局との調整にあたり、「予算措置がつき次第返金する」旨の了解であったと承知している。平成27年度の予算での措置ができなかったため、平成28年度での予算措置を行う方向で調整中。

この2枚のFAXです。


2枚のFAXは本当に問題なのか?

では、そもそもこのFAXがなぜ問題になっているのか。
マスコミ報道等を見ていると、安倍首相が2月17日の国会予算委員会に於いて、学校法人「森友学園」に対する国有地払い下げ問題への関与の関与を民進党福山議員より問われた際、

「私や妻は一切関わっていない。もし関わっていたら間違いなく、首相も国会議員も辞任するということを、はっきり申し上げる」

と返答したことにこのFAXの内容が反するからだ、と盛んに煽っています。
その理由として、当初野党やマスコミが主張していたのは、このFAX文章の中に、

「なお、本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております」

と掲載されていることを挙げていました。

即ち、昭恵夫人に報告しているということは、昭恵夫人付である谷さんが、昭恵夫人より指示を受けて財務省国有財産審理室長である田村嘉啓氏に問合せを行い、このことが後の国有地払下げに於ける8億円の値引きにつながったのではないか、という主張を展開していました。

そしてこれこそが、「安倍首相並びに安倍首相夫人が、国有地払下げ問題の値引きに関与していたという動かぬ証拠ではないか」というのが野党や各マスコミの主張です。

ところが証人喚問が行われた翌日。証人喚問に登壇した西田昌司議員と安倍首相とのやり取りの中で、そもそもこのFAXは、谷さんが昭恵んより指示を受けて動いたわけではなく、籠池理事長が昭恵さんではなく、谷さんに対して直接郵送した手紙に対する回答である、ということが暴露されてしまいます。

籠池手紙
こちらの画像はフジテレビが公開していたものを拝借いたしました。
この画像が、籠池理事長が谷夫人付に郵送されたとされる手紙の封筒、及びその全文です。

フジテレビが加工しているのは消印の日付をクローズアップしている部分だけですから、ほぼ原文のままです。文字が小さすぎて読めませんけどね。もしクレームが来ればこの画像は削除します。


さて。ですが、ここでいったん思い返してみてください。
この2枚のFAX用紙がここまで問題になったのはいったいなぜでしょう?

FAXに掲載されている内容が安倍首相の発言と矛盾するから?

いえ、違います。
理由はこちらの報道より。

【籠池泰典氏証人喚問】(産経ニュースより)
詳報(2)「国有地買い上げ条件を変更できないかと昭恵夫人の携帯に電話した」「口止めともとれるメールが届きました」

「次に土地の取引について申し上げます。

小学校の建設用地である、あの豊中の国有地の存在については、不動産屋さんから平成25年に紹介を受けました。これはすばらしい場所だと思い、小学校のために土地を確保したいと思いました。

その土地は国有地ということで、平成27年9月29日に定期借地契約を締結しました。

その土地の買い上げの条件として、10年だったものをもっと長い時間へ、期間へ、変更できないかとの思いから、私たちの教育理念に賛同している昭恵夫人に助けをいただこうと考えまして、昭恵夫人の携帯に電話をいたしました。平成27年の10月のことです。

留守電でしたのでメッセージを残しました。すると、後日、内閣総理大臣夫人付きの谷査恵子さんという方からご連絡をいただき、なかなか難しいとのお返事をいただきました。


平成27年11月17日に、谷査恵子さんからいただいたファクスでは『大変恐縮ながら、現状では希望にそうことはできない』『なお、本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております』というお言葉をいただきましたが、お骨折りに感謝しておったところであります」


もう一度黒文字の部分をピックアップしてみましょう。

私たちの教育理念に賛同している昭恵夫人に助けをいただこうと考えまして、昭恵夫人の携帯に電話をいたしました。平成27年の10月のことです。

留守電でしたのでメッセージを残しました。すると、後日、内閣総理大臣夫人付きの谷査恵子さんという方からご連絡をいただき、なかなか難しいとのお返事をいただきました。

そう。この2枚のFAXが一体なぜここまで問題になったのか。

答えは、証人喚問において籠池理事長が、

 「(土地の取得に関連して)昭恵夫人に残した留守電のメッセージに対する回答として(夫人付である谷さんから)2枚のFAXをもらった」

と証言したからここまで問題になったのです。

ですが、その翌日、安倍首相より谷さんが送ったFAXはそもそも籠池理事長が昭恵夫人の携帯に残した(と籠池理事長が主張している)メッセージに対するものではなく、籠池理事長が谷さんに対して直接送った手紙に対する回答であったことが暴露されてしまいます。

一万歩以上譲って、仮に籠池理事長が昭恵さんの携帯にメッセージを残したということが事実であったとしましょう。だとすれば、普通その後送られてきた手紙は、谷さん宛ではなく、昭恵夫人宛になるのではないでしょうか。

仮にその後昭恵夫人より籠池理事長に対して返答があり、「私のお世話をしてくれている谷さんが対応しますので、詳細を谷あてに送っていただけませんか?」 といった情報が昭恵さんから籠池理事長に伝えられていたのだとしたら、まだわからない話ではありません。

ところが、午後の衆議院証人喚問に於いて、自民党の葉梨議員との間で、こんなやり取りがなされています。

【籠池泰典氏証人喚問】(産経ニュースより)
詳報(19)元警察官僚の自民党議員が追及 「平成27年10月の消印がある。籠池さんの話は間違っている」

葉梨氏
「私、昭和58年に大阪府警の捜査2課で勤めてまして、平成元年から平成3年までは兵庫県警の捜査2課におりまして、あのへん、多少、土地勘はあるんで、午前中のお話も懐かしく、お聞きしておりました。

そこで、籠池さんに質問なんですか、午前中いくつかですね、論点の新しいお話も出ましたので、それを一つ一つ申し上げておきたいと思います。

午前中の参議院の質疑の中で、民進党議員の方からの質問でした。

(安倍晋三首相の)昭恵夫人に1回だけお願いをしたことがあります、ということを言われました。午前中のお話では平成27年の10月頃に、昭恵夫人の携帯に籠池さんが電話をされて、まず、留守電に入れておいたということですが、これについて返信はありましたか


籠池氏
返信の方はございません。今のことについて、参議院でお話しさせていただいたこと、ちょっと訂正をさせていただきますが、昭恵夫人が、当学園の名誉校長になられる前のことでございました。それだけお伝えいたします」

そう。籠池氏は、つまり彼が昭恵夫人に対して残したメッセージに対する回答は、昭恵夫人本人からは「なかった」とはっきり答えているのです。

だとすれば、なぜ籠池氏は土地取得に関する詳細な内容に対する問い合わせを、昭恵夫人宛ではなく、谷夫人付宛に郵送しているのでしょうか?

そう。彼はここで大きな嘘を堂々とついているんですね。
まかり間違ってこれが嘘ではなかったのだとしても、この一連の流れの中で、彼が「虚偽の証言を行っているのではないか」ということがまず第一に話題に上がるのが本来の国会のあるべき姿なのではないでしょうか。

更にもう一つ。上記葉梨議員とのやり取りは以下の様に継続します。

(籠池氏の、「参議院でお話しさせていただいたこと、ちょっと訂正をさせていただきますが、昭恵夫人が、当学園の名誉校長になられる前のことでございました。それだけお伝えいたします」という答弁を受けて)
葉梨氏「昭恵夫人が名誉校長になられたのは平成27年の9月で間違いございませんね」

籠池氏「そのとおりでございます」

葉梨氏「平成27年の9月に名誉校長になられて、そのあとに、昭恵夫人付きの職員に、あなたが手紙を書かれたことはありますか

籠池氏「今の時系列の違いですが、昭恵夫人が名誉校長になられる前に、私は手紙を書いたことはあります

葉梨氏「これはその手紙でしょうか。これは籠池さんが書かれたものですか」

籠池手紙

籠池氏「はい、あの、そのあて名書きは私の字体ではありませんが、家内の方で書いたものだと思います

葉梨氏「これは平成27年の10月の消印がございますので、名誉校長になられてから後ということでございますので、籠池さんのお話は間違いということになります。そして、その後しばらくしてなんですが、手紙を書いてから、職員が役所から聞いた説明をファクスで回答されたということでしたが、それは間違いございませんね」

籠池氏「はい、それは間違いございません。今、私の手元にもございますから、これをごらんになっていただいたら、いいんだと思います」

葉梨氏「ファクスで回答が来たと。それは小学校用地を10年の売買予約付き定期借地契約で契約をしたけど、これが50年にならないかという内容だったと、午前中、お話をされましたね。これが値下げにできないかという相談や工事費の立て替え払いの相談をしたわけですよね。これも確認いたします。午前中も同じお話をしてますから」

籠池氏「はい、そのとおりでございます。あの、ただ議員お示しのその封筒をもう一度、私見せていただかないと、それが私、私が私の自筆で書いておりますので、それは私の自筆じゃございませんので、それをお伝え申し上げておきます

葉梨氏「ただ、その相談を受けた職員が財務省に確認したところ、すべての法令、行政実務、さらには締結されている契約書等に照らして、ご希望に沿うことができないという回答がファクスであったということも間違いありませんね」

葉梨さん、ここは少し焦ったな、とは思うのですが、この時点で葉梨議員は封筒のコピーしか持っていませんでしたので、封筒の中身を示すことができませんでした。

ですが、後の報道内容等を見ていると、この封筒の中身は籠池氏が自筆で記していることはほぼ明らかにされています。
私はここで、封筒の中身を記したのは籠池氏自身だったのに、籠池夫人が記したと証言したことが「嘘」ではないか、とかそんなちっぽけな話をしたいわけではありません。

私が取り上げたいのは上記で赤色で掲載している部分。
彼は、葉梨氏の質問に対して、「昭恵夫人が森友学園の名誉校長になった後に谷夫人付に対して手紙を書いたことはない」と安に主張しているのです。

ですが、仮に封筒の中身の筆跡が彼自身の筆跡であるということが事実だとすれば、彼は昭恵夫人が名誉校長になった後、谷さんに対して手紙を書いたことがある、ということが事実だと証明されてしまいます。

そう。彼は自分自身が昭恵夫人が名誉校長に就任後、谷さんに対して手紙を書いているのに、「書いていない」という嘘をついているのです。

ではなぜ彼はそんな嘘を吐いたのか。
答えは簡単です。

 「(土地の取得に関連して)昭恵夫人に残した留守電のメッセージに対する回答として(夫人付である谷さんから)2枚のFAXをもらった」

という今回の証言の肝ともいえる、最大の「大嘘」との間での整合性が取れなくなるから。

籠池氏がここまであからさまな大嘘をついているわけですから、本来マスコミで取り上げるべきなのは、籠池氏のこの証言内容と事実との大幅な乖離であるべきであるはずです。

ところが、なぜかマスコミでは全く逆の報道姿勢を貫いていますね。

【昭恵氏も証人喚問を】(朝日新聞ニュース)
「昭恵氏も証人喚問を」豊中市議らが衆参議長に申入書

木村真・大阪府豊中市議ら関西の地方議員約50人が17日、安倍昭恵氏らの証人喚問を求める申入書を衆参両院の議長や二階俊博・自民党幹事長らに送った。

木村市議らは、森友学園が目指した小学校建設を巡り、国有地取得の交渉が学園側に非常に有利に進んだ背景には、名誉校長に就任(問題発覚後に辞任)した昭恵氏に国側が配慮した可能性があると指摘。昭恵氏のほか、交渉当時の財務省理財局長や近畿財務局長らの証人喚問も求めている。

 学園の籠池泰典氏は、安倍晋三首相から昭恵氏を通じて100万円を寄付されたと証言したが、安倍首相や昭恵氏は否定。籠池氏1人が証人喚問の対象になっている。木村市議は「昭恵氏も証人喚問して検証するべきだ」と話した。

 木村市議は、学園への国有地の売却価格を非公表としたのは不当として、大阪地裁に国を訴えている。

さて。今回反芻した籠池理事長の証言内容と、野党及びマスコミの対応から想像されることなのですが、

・野党は事前に2枚のFAX文面を既に入手していた
・与党側が既にFAX文面を入手しており、これをベースに質疑を行ってくることを想定していなかった
・野党は籠池氏との間で、証人喚問以前に直接このFAX文面に対する質疑シナリオをお互いに共有済みだった

また更に、
・マスコミも一枚噛んでいて、

 「報道を通じて絶対に籠池さんを有利にしますから、このシナリオでいきましょう」

といった裏合わせも既にできていたのではないでしょうか?
それが、彼のあの強弁の真相だとしたら・・・。


工事費の立て替え払いの予算化について

モーニングバードでの報道
こちらは、昨日テレビ朝日「モーニングバード」にて用いられていた画像をシャメったものです。
証人喚問に於いて、籠池氏が持参していたFAX文面の画像で、「2枚目のFAX」にを撮影したもの。

このところ、ネット上でもこの「2枚目が重要である」という拡散情報を非常によく目にします。
籠池氏が「重要」と書いているこの部分。

これは、サブタイトルにも記した2枚目のFAX4項目、「工事費の立て替え払いの予算化について」という内容について示したものです。

再掲します。

4) 工事費の立て替え払いの予算化について

一般には工事終了時に清算払いが基本であるが、学校法人森友学園と国土交通省航空局との調整にあたり、「予算措置がつき次第返金する」旨の了解であったと承知している。平成27年度の予算での措置ができなかったため、平成28年度での予算措置を行う方向で調整中。

マスコミや野党側は、この情報が、

「安倍首相夫人である安倍昭恵氏の夫人付である谷査恵子氏が交渉した為、森友立替分返済の期日が早まった証拠」

だとしているのです。

官邸側は、この谷さんのFAXを、「谷さんが財務省国有財産審理室長に問い合わせを行ったが、ゼロ回答であったということを示すものであり、首相や首相夫人が土地取引に関与していないことが証明された」としているわけですが、この官邸側の回答に対して、「ゼロ回答ではなかったという証拠だ」と必死に主張しています。

ですが、よく考えてみてください。
この文面、どう考えても谷さんが考えた文面ではないですよね?

「冒頭の以下の通り回答を得ました」以下の文面は、谷さんの考えた文面ではなく、「財務省国有財産審理室長の田村嘉啓氏」より送られてきた文面を、そのままFAX用紙に掲載したもの。

送信日時が2015年11月17日となっており、籠池氏が谷さんに郵送した封筒の消印が10月27日となっていますからこの間凡そ20日間の間のやり取りであることが解ります。

勿論封筒が届いてから、直に役所に問い合わせたわけではないでしょうし、おそらく昭恵夫人にも「どのような対応しましょうか」といった趣旨の問い合わせは行っているでしょうから、実際にはもう少し日数は短くなっていると推察されます。

ではたったそれだけの日数の間に、財務省国有財産審理室長である田村嘉啓さんが、

「総理大臣夫人である安倍昭恵さんの付き人である谷さんからこんな問い合わせがあった。総理府人の付き人の問い合わせだから、早急に善処してやってくれ」

とでも言って財務省内で手配したのでしょうか?
そんなわけがありません。

田村嘉啓さんが、

 『学校法人森友学園と国土交通省航空局との調整にあたり、「予算措置がつき次第返金する」旨の了解であったと承知している』

と回答していることから、谷さんが問い合わせをするまでもなく、問い合わせをした時点で、

 「学校法人森友学園と国土交通省航空局との調整」で、「予算措置がつき次第返金する旨の了解」は行われていた

ということです。
で、本来であれば27年度予算に間に合わせる予定だったけれども、残念ながら間に合わなかったので28年度予算に組み入れることにしていますよ、という返答を田村嘉啓さんが谷さんに対して行っただけのこと。

これを谷さんが一切加工することなくFAX文面に載せて籠池氏に対して送信した、ただそれだけのことです。

これって、「関与」したことになるんでしょうか?
谷さんは公務員ですから、職務の一環として行った事は、そりゃ「公務」になるのかもしれません。

だけどそんなことどうだっていいですよね? 本筋にはまったく関係ありません。

今話題になっている「忖度(そんたく)」すら行われているわけがありません。
せいぜい、谷さんが籠池氏からの要求に対して、

 「昭恵夫人の名誉もあるから、失礼のないよう、誠実に対応しなくちゃ」

程度の「忖度」でしょう。
もし本当に「忖度」が行われたのだとすれば、それは安倍首相や昭恵夫人ではなく、声が大きくワイワイとやかましく詰め寄ってくる籠池夫妻に対する「忖度」だったのではないでしょうか。

例えば、

 「ごみは表層部分の1億3千万円分しかないと聞いていたのに、掘ってみたらこんなにも大量のごみが出て来た。一体どうしてくれるんだ?

我々は小学校を建設する予定なんだ。小学生にこんなゴミの中で授業を受けろというのか。

撤去にだって莫大な費用が発生するんだ。もし開校までに撤去が間に合わず、開校が遅れたりしたらどう責任とってくれるんだ?」

といった後、
「もし開校が遅れたりしたら、損害賠償請求を行ったっていいんだぞ」

と。もちろん交渉を行ったのは籠池氏本人ではなく、酒井弁護士です。
「交渉」ですから、このくらいのことはありかもしれません。

で、財務省側が

「わかりました。表面の撤去費用には1億3千万円かかっていますし、お隣の給食センターでは14億円の土地を2000万円で払い下げた事例もあります。

今後、訴訟を含めた一切の責任を国側が行わないという条件(瑕疵担保責任免責)で、8億円値引きし、1億3000万円でお渡ししましょう」

といった結論を出した・・・といったところなのではないでしょうか。
まあ、このあたりは私の推測にすぎませんけどね。

ただ、一つだけ言えることは、偽証罪が成り立つ証人喚問

 「(土地の取得に関連して)昭恵夫人に残した留守電のメッセージに対する回答として(夫人付である谷さんから)2枚のFAXをもらった」

という大嘘を堂々と吐ける籠池理事長の問題が、一切議論されることもなく放置されたままにされていることにあるのではないでしょうか?

で、そんな籠池理事長と昭恵夫人と、どちらが本当に信頼できるのか、考えるまでもないと思いますけどね。



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「森友学園問題」。
直接言及するのは 第285回の記事 限りにしようと思っていたのですが、マスコミ報道の姿勢や維新・こころを除く野党の姿勢を見ていますと、どうにも我慢がなりません。

犯罪でもなんでもない事項をここまで徹底して取り上げ、あたかも犯罪が行われたかの様に取り扱う姿勢にはほとほと嫌気がさします。

そこで、今回はまずは籠池夫人と安倍昭恵さんとの間で行われたメールのやり取りと、もう一つ、元安倍昭恵夫人付官僚でいらっしゃいました、谷査恵子さんが、籠池氏からの手紙に対して行った返信FAXについて、二部構成で記事を作成したいと思います。


アキエリークスとメール全文を比較

さて。タイトルに掲載しています、「アキエリークス」とは何かと申しますと、こちら。
アキエリークス

Facebookで、自由党寄りの主張を展開する方の投稿へのコメントにて紹介されていたのを見て私も初めて知りました。
どんな内容かといいますと、先日安倍首相サイドにて全文が掲載されたメール内容の写真が、合計70枚掲載されているブログ記事です。

こんな感じです。

【籠池・明恵夫人メール】
籠池・明恵夫人メール0

一番特徴的な部分を取り上げてみました。
よく見てみますと、日時が2017年2月25日17時28分。

そして「From あべあきえ」となっていますので、安倍昭恵夫人よりどなたかに送信されたメールである、ということが分かります。
勿論相手は籠池夫人。つまり、この画像はメールを受け取った側である籠池夫人がこの「アキエリークス」を作成した誰か、第三者に対して提供した画像である、ということになります。

上記記事が投稿されたのは2017年3月24日。
2名はてなブックマークをしていまして、リンク先であるはてなブックマーク まで訪問しますと、はてなブックマークに掲載された時間が 「2017/03/24 19:32」 となっています。

年別でみても、2017年、つまり 今年一年間で投稿されている記事 は唯一この記事のみ。

2016年 で見ても、2015年でみても、投稿されている記事は一つもありませんから、おそらく今回のメール画像が投稿された記事が初の投稿であり、且つ唯一の投稿であるのは間違いないものと思われます。

何が言いたいのかと言いますと、例えば過去に何度も記事が投稿されていて、そのブログなりホームページなりのファンが既についているサイトであれば、例えば記事が投稿されてそう時間が経たないうちにはてなブックマークをつけることはあるでしょうが、このブログは今回対象としている記事が初めての記事であり、この記事の存在は誰も知らなかった、と考えられるということです。

にも関わらず、このj記事が投稿されたまさにその日に、特に一番最初にブックマークを付けた人は、このブログを投稿した人本人か、またはその関係者なのではないか・・・と考えられるということです。まあ、このネタは話の本筋ではありませんので、ここまでにします。


さて。改めて先ほどの画像を見てみますと、ここには以下のようなメール文が掲載されています。

「私もよくわかりませんが、色々気を付けなくてはいけないことがあります。
わたしが関わったということは、裏で何があるのではと疑われないように」

さて皆さん。

この文面をみてどのように感じるでしょうか?
何となく、「安倍昭恵夫人から籠池夫人に対して何等かの圧力がかけられたのではないか?」と感じませんか?

では、ここで籠池理事長が証人喚問に於いて行った発言を振り返って見ましょう。

【籠池理事長証人喚問詳報(2)4/5より/産経ニュース】
詳報(2)「国有地買い上げ条件を変更できないかと昭恵夫人の携帯に電話した」「口止めともとれるメールが届きました」
「この問題が国会で議論されるようになってから、私の妻のところに昭恵夫人から、ご夫妻が今、大変なことは想像がつきますが、『主人にとっても大変なことに巻き込まれたということも理解いただきたいと思います』とか、

『私がかかわったということは裏で何かがあるのでは』と疑われないように

という、口止めともとれるメールが届きました。あんなに私たちの学校の開校を楽しみにしてくれていて、考え方に非常に共鳴しているのです、とか、森友学園の先生の教育に対する熱意はすばらしいという話を聞いていると総理もおっしゃっていただいていたのに、どうしてなのか割り切れない思いです」

 「私は純粋に、自分の理想とする教育を実現するために、小学校設立に夢中になって走り続けてまいりました。その途中で、多少無理をしてしまったことはあるかもしれません。でも私が、昭恵夫人や畠先生にお願いした先でどのような対応がなされたというのは本当にわかりません」
こちらは、産経ニュースより、籠池理事長が行った証人喚問に於ける全文が掲載された記事より抜粋したものです。

この中で、私が太文字にしている部分を見てみましょう。

『私がかかわったということは裏で何かがあるのでは』と疑われないように という、口止めともとれるメール

籠池・明恵夫人メール0

あれ?
確かに、明恵夫人より、「口止めともとれるメール」が届いていますね。

ですが、もうすでに安倍首相側より配信されている情報でもご存知の方は多いと思いますが、このメールには続きがあります。

【籠池・明恵夫人メールの続き】
籠池・明恵夫人メール0-2

そう。これはショートメール画面ですから、文字数に限りがあり、細切れになっているんですね。

つまり、

「私もよくわかりませんが、色々気を付けなくてはいけないことがあります。
わたしが関わったということは、裏で何があるのではと疑われないように、細心の注意を払わなければならなかったということだったのでしょう

これが、メールの「全文」です。

では更に、証人喚問に於ける籠池氏の答弁に対して翌日の参議院予算委員会に於ける西田昌司議員の質疑に対する安倍首相の答弁を見てみましょう。

【森友学園参院予算委 西田昌司議員質疑】
安倍首相
「今回、このメール、残念、ここで公表されなかったのは残念なんですが。

メールのやり取りを全て、籠池氏の奥さんとうちの妻とのメールのやり取りは全て正直に公開させていただいております。妻は、相手方が完全に了解しなければということで一切出してこなかったんですが、私はこれ見ましたから、これ出せば、分かるじゃないかといってきたんですが、相手方がそうではなかったものですから今日に至っている。

ここに至って公開させていただいたところでございます。

いずれにしても私の妻も、こうした役職(森友学園が新設する小学校の名誉校長)を引き受けるにおいては慎重でなければならなかったという趣旨のことは申していたわけでございます。

しかしメールの一部を使って、メールで口止めをしたと籠池氏がおっしゃっていることは、極めて、もう一度申し上げますが、極めて遺憾であり、その中で例えば勘ぐりをされる。

まっとうな人間がまっとうなことをしているのを阻止されるなどという籠池夫人からのメールに対して、李下に冠を正さずという趣旨で(昭恵夫人が)返信したものであるということは明らかでありまして、(籠池氏側の主張が)悪意に満ちたものであるということは申し上げておきたいと思います


さて。ここで一つ疑問がわいてきます。
籠池理事長は、一体何を見て「口止めともとれるメールが届きました」と証言したのでしょう。

もちろん私は籠池理事長を擁護するつもりはさらさらありません。ですがあくまでも仮定の話ですが、

籠池・明恵夫人メール0

こちらのメール画面しか見ていなかったとしたら、いかがでしょう。
若しくは籠池夫人が、この画面しか理事長に見せていなかったとしたら・・・。

もう一つ深く話をするとすれば、籠池理事長は、既にこのメールがやり取りをされた経緯をすべて把握していて、証人喚問が終了した後に、この画面が公にされることをすでに知っていたとしたら。

アキエリークス」は、「ワードプレス」と呼ばれるブログシステムをつかって作成されています。

但し、ワードプレスは私が現在作成しているFC2ブログやその他アメブロなどのブログシステムとは異なり、事前にブログを設置するためのサーバーを確保しておかなければなりませんし、その契約は少なくとも一日では完了しません。

何が言いたいのかというと、少なくとも「アキエリークス」 に掲載されている写真は、証人喚問が行われる前。23日以前に獲得しておかなければ24日にあれほど都合よく「アキエリークス」なるものを公開することは出来ないということです。

タイトルに「アキエリークス」という名称が用いられていますが、これは海外で一時期有名になった「ウィキリークス」をもじったものであることは容易に想像できます。

「ウィキリークス」とは、例えば政府であったり、大手企業であったり、宗教団体であったり、通常であれば機密にされ、公開されないはずの情報を公開し、所謂「体制」を揺るがすことを目的として作成されたものです。

「アキエリークス」という名称が用いられている以上、これは本来であれば安倍昭恵夫人が隠そうとしているはずの情報を安倍昭恵夫人夫人の意図に反して公開することで、「安倍内閣」という体制を揺るがそうとする意図を持った人が作成したことは容易に想像できるわけです。

では、改めて「アキエリークス」にて公開されているメール画像をここでも掲載してみます。画像は69枚ありますので、読まれる方はその意識でご覧ください。

トップ画像
メール画像1

2017/2/25
From明恵夫人
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From明恵夫人
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From明恵夫人
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2017/02/26
From明恵夫人
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2017/02/28
From明恵夫人
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From明恵夫人
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From明恵夫人
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From明恵夫人
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From明恵夫人
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2017/03/01
From明恵夫人
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2017/03/02
From明恵夫人
メール画像28

2017/03/03
To 明恵夫人
メール画像29

To 明恵夫人
メール画像30

2017/03/05
To 明恵夫人
メール画像31

2017/03/07
To 明恵夫人
メール画像32

To 明恵夫人
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To 明恵夫人
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To 明恵夫人
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2017/03/08
To 明恵夫人
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To 明恵夫人
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From 明恵夫人
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From 明恵夫人
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To 明恵夫人
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From 明恵夫人
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To 明恵夫人
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To 明恵夫人
メール画像50

2017/03/09
From 明恵夫人
メール画像51

2017/03/10
To 明恵夫人
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From 明恵夫人
メール画像53

To 明恵夫人
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From
メール画像55

To
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From 明恵夫人
メール画像57

To 明恵夫人
メール画像58

From 明恵夫人
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To 明恵夫人
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2017/3/11
To 明恵夫人
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2017/03/16
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From 明恵夫人
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To 明恵夫人
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From 明恵夫人
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From 明恵夫人
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To 明恵夫人
メール画像69

From 明恵夫人
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さて、いかがでしょう。
基本的に、明恵夫人が「祈ります」や「神様」を多用しているのは、彼女がクリスチャンだから。
全体を通して読むとつじつまが合わない様に見えるのはショートメールなので内容が細切れになっているから。

さて。それにしても、既にお気づきの方はいらっしゃると思いますが、内容として民進や共産党、そして籠池氏自身にとって都合の悪い画像は全て掲載されていませんね。

例えば、2月28日の件は以下の通りです。(日刊スポーツより
2月28日

 (昭)私は講演の謝礼を頂いた記憶がなく、いただいていたのなら教えて頂けますでしょうか。

 申し訳ありません。

 (籠) 申し訳ありません。

 あまりにひどい なぜその情報はどなたからですか 全国の方々から励ましのメールがどっさり届き励まされます 絶対おかしい!

 (昭)報道をされたようなので、確認です。

 (籠)えーひどい ひどすぎます 応援メールをみていただきたいぐらいです

 (昭)私も籠池園長の熱意は信じています。

 本当に記憶から飛んでしまって、他の講演等は全て振込みか、銀行に入れて税理士事務所に管理してもらっているのですみません。

 (籠)今まであきえさんとはなしていました

 私学審議会が通らなかったら幼稚園も自宅も破産ですちゃんと正しく見ている方はいます 辻本清美共産党今はぐっと辛抱です(笑)

 民進党の議員はおもしろがって 先生方に近より 怒らせようとして ニタニタ笑いながら 幼稚園に侵入するので びっくりする子達をみて 笑うのだそうです 先生方は 入らせないように阻止させるのです 家の前にも報道陣が今もいて 警察に 今通報しました

ここは、肝心の講演謝礼についてのやり取りが交わされる場面ですが、アキエリークスには籠池夫人のちぐはぐな返答の画面は掲載されていません。

このやり取りを見る限り、籠池夫人は謝礼の報道が偽りの報道であり、「絶対おかしい」と言っている様に見えます。
当然末尾の民進党議員に対する印象文に関してはカットされています。

3月1日の件に関しては以下の通りです。

(籠)拝啓村上幕僚庁の会見に涙がでました稲田さんに表彰状を貰ったんじゃないと主人は吐き捨てました

平成五年より自衛隊の要請をマスコミにも返上しないときっぱりと園長は申してました

昨夜マスコミから逃れるために豊中南警察に被害届を出したあとアパホテルに身を隠しています

昨夜長年幼稚園で将棋の講師をしている川崎先生が谷川名人にマスコミが幼稚園のきて報酬をいくらもらったのか あきえさんを調べているといわれたそうです

将棋連盟から指導棋士の将号を返上しないと幼稚園にいくならやめよといわないがやめてほしい朝日と毎日がスポンサーなのだそうです

失業の危機に一日中奥さんからせめられ政治家は何をしてるんですか 発身ばかりわずかな給料で税金ばかりがふえ一日中テレビでゴシップ問題で他に話題はないんですか 国会議員が国を悪くしているんじゃないですか

辻元清美が幼稚園に侵入しかけ 私達を怒らせようとしました
嘘の証言した男は辻本と仲良しの関西生コンの人間でしたさしむけたようです

(昭)今はじっと我慢の時です。私もまだまだ追い詰められるのかもしれませんが、お互い頑張りましょう。

(籠)誘導尋問にのらぬようにしてください絶対に国の不利になるようなことはいってません孫請業者の作業員がその委託社長がしてないといったのにもかかわらずその三日だけきた作業員が辻元清美が潜らせた関西なんとか連合に入っている人間らしいです作業員はわからないくせにマスコミにいわしていたそうです

 あきえさん 分断がねらいです ひっかからぬよう 国の再生の為にまけないようにしてほしい

 下請け業者の社長は現場もマスコミに写し全くうめてないことをしっていて三日だけきた作業員を辻元清美は送り込みました

 辻元清美生コンをみればある関西こうえき連合の人間をマスコミに出し社長の言い分はのせなかったそうです 国会議員の犯罪じゃないですか

 (昭) 心の垢を落とす、本当にそうだなあと思います。

 この国のために命を懸ける夫を思う気持ちは一緒です。

ここは、ピンポイントで民進党議員である辻元清美議員が、彼女が懇意にしている「関西生コン連合」の作業員を現場に潜入させ、マスコミの取材に応じさせた・・・という情報が掲載されている部分です。

この部分を辻元議員は自身のホームページ や民進党ホームページにて、以下の様に掲載し、否定しています。

本日公表されました、安倍昭恵夫人と籠池夫人が交わしたメールの文面の中に、辻元清美に関する虚偽がありました。
民進党より、報道関係各位に、まったくの事実無根である旨、文書にて配布しております。
以下に文書内容を転載します。

===
平成29年3月24日
報道関係各位
安倍昭恵夫人と籠池夫人との間のメールについて

民進党役員室

本日、公表された安倍昭恵夫人と籠池夫人とのメールには、わが党の辻元清美議員に言及した箇所がありますが、そこで記されている内容は事実に反する虚偽のものです。

本年3月1日のメールに、辻元清美議員が塚本幼稚園に侵入しかけたとされていますが、そのようなことは一切なく、そもそも同議員は塚本幼稚園の敷地近くにも接近していません。
このことは、周囲にいた多数のメディア関係者を含め、皆が確認しているところです。
また、辻元清美議員が、作業員を下請け業者に送り込んだとされていますが、これも全くの事実無根です。
これは、ネット上で流された根も葉もない噂を信じたためと思われますが、そのような事実は一切存在しません。
メディア各位におかれては、このような誤った内容を拡散しないよう強く求めます。

========

配布した文書のPDFはこちら

このようなデマにくれぐれも惑わされないようにお願いいたします。

勿論これが事実であれば非常に問題であるわけですが、今回ご紹介した アキエリークス にはこの情報は一切掲載されていません。


さて。以上の内容から、今回の一件に関して、籠池夫妻と民進党を初めとする野党4党(維新・こころを除く)の関わりあいについて、一つの推論が成り立ちます。

1.野党4党と籠池夫妻(もしくは単独で籠池理事長)との間で、証人喚問以前より既に一定以上の人間関係ができていた。

2.野党4党は、証人喚問が終わった後、「アキエリークス」にて籠池夫人より野党4党に関係のある何者かに対して提供されたっメール情報が掲載されることを知っていた。

3.掲載される内容を下に野党4党と籠池理事長との間で証人喚問に関するすり合わせが行われており、証人喚問後、メール情報、及び「明恵夫人付官僚が籠池理事長へ送ったFAXの内容」を下に与党を攻める示し合わせが行われていた。

4.ところが、アキエリークスによってメール情報がリークされるより先に、安倍首相がメール情報全文を公開してしまい、アキエリークスでは伏せて公開しない予定であった内容までばらされてしまったため、大きく予定が狂ってしまった・・・。

これ、おそらく当たらずとも遠からずだと思います。


このことを前提として、上記動画を見ると、福山哲郎ら民進党議員たちの慌てぶりの理由がよく理解できます。


次回記事では、もう一つの「リーク」情報である明恵夫人付官僚より籠池理事長に送信されたFAXの見方について記事にしたいと思います。



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私としましては、記事にする内容として、できれば将来に亘って、私のブログを訪れた方にとって、未来に於いても価値のある記事を作成することをモットーとしています。

ただ、やはりこの問題。非常に話題とされていますし、個人的にこの問題はもう一つ、大切な問題を抱えていると思いますので、あえて私のブログでも取り上げてみたいと思います。

しかし私のブログとしては、例えば大東亜戦争に至るシリーズ の中でも重要視していましたように、私が記した記事が、後程間違いであったことが分かったとか、そういう事が起きることは極力避けたいと考えています。

何時か記事にしたいと思いつつも、中々本当のところが見えてきませんでしたので、ブログとしてこの話題に触れることはしてきませんでした。

ですが、今回引用しています、自民党西田昌司議員の質疑内容は非常にわかりやすく、なるほどな、と思える部分も非常に多くありましたのでこの動画をベースとして今回の記事は作成したいと思います。


「森友学園問題」とは何か?

20150709_1206707.jpg
画像は森友学園が運営し、開校予定の「瑞穂の國記念小學院」ホームページ より拝借しました。

単純に言えば、『学校法人である「森友学園」』が、大阪府豊中市の国有地を取得し、大阪市の認可を受けた上で取得した元国有地に「瑞穂の國小學院」を建立し、ここで教育機関としての「小学校」を運営することを予定していた、という話。

そして、この用地取得金額として、元々の鑑定額である9億5000万円から、なんと8億円も値引きして森友学園側に売却されており、この値引き金額が問題である、ということがマスコミ等で広く喧伝されました。

そう。「喧伝」されたのです。

その後、森友学園に於ける教育姿勢等が報道され、日本国民に対して森友学園に対するネガティブな印象を刷り込んだ上で、更にここに安倍首相や明恵夫人が絡んであることを報道し、森友学園の用地取得に関連して、「何等かの政治的圧力があったのではないか」と、この様に報道したのです。

報道しましたし、民進・共産を初めとする、一部を除く野党は国会・予算委員会に於いてこのことを激しく追及しましたし、現在も激しく追及しています。

ですが、西田議員の説明とそれに対する財務省・航空局側の答弁を見ていますと、どうも事情がまったく違うらしい、という部分が見えてきました。

西田議員の説明の中で、「瑕疵担保責任」という言葉が頻繁に登場しますので、まずはこの用語解説を先に行います。


瑕疵担保責任と8億円の値引きが行われた本当の理由

西田議員が解説している「瑕疵担保責任」。「不動産用語辞典によりますと、以下の様に記されています。

【瑕疵担保責任】
売買の対象物に隠れた瑕疵(=外部から容易に発見できない欠陥)がある場合、売主が買主に対してその責任を負うことを「瑕疵担保責任」といいます。

隠れた瑕疵があった場合、買主は、売主に対して契約解除や損害賠償の請求を主張することができます。

なお、契約解除や損害賠償の請求ができるのは、買主が契約の際に瑕疵の存在を知らなかった場合で、かつ、知らなかったことについて買主に落ち度がない場合となります。一般的に、構造部分の欠陥や建物の雨漏りなどが隠れた瑕疵に該当します。

この場合は「不動産」が対象となりますが、今回のケースでいえば、政府より森友学園が取得した国有地の中に、「欠陥」があった場合、森友学園が政府側に契約解除や損害賠償の請求を行う事が出来る、ということになります。

元々政府側は森友学園との間で対象となる土地に対して貸し付け契約を結んでおり、貸し付けた土地に対して森友学園は小学校の建設工事を進めていました。

土地は元々沼地であり、貸し付け契約を結んだ時点で表層部分には埋設物(つまりはゴミ)があることが解っていて、貸付契約を結んだ時点でその撤去費用は見積もられていました。

後日売買契約が結ばれることも事前に決められていましたので、売買時に実際の土地評価額より表層部分のごみを撤去する際にかかった実費を差し引いて売買契約が結ばれることも事前に決められていました。

この時に実際にかかった表層部分の撤去費用が1億3千万円です。
ところが、貸付契約を結んだ後、撤去作用を行う中で、その更に深い部分にも別途ゴミが発見されます。

ここで登場するのが「瑕疵担保責任」。

つまり、埋設物撤去作業を行う中で新たに発見された埋設物を撤去するためにかかる費用と、仮にこの埋設物を撤去するために時間が必要となり、既に児童の募集も開始し、建設作業も進められ、開校に向けた準備も進められる中で開校が遅れる様な事になれば、民法に規定された瑕疵担保責任により、損害賠償に応じなければならなくなる可能性が出て来たわけです。

そこで、財務局より森友学園側に提案されたのが「瑕疵担保責任『免責』契約」。
埋設物撤去作業は森友学園側の責任で行ってもらうこととし、この後更にまだ見つかっていない埋設物が発見されたとしても、今回発見された埋設物撤去作業により開校が遅れたとしても、政府側は一切の責任を負担しませんよ、という契約です。


森友学園の得た「利益」とは?

さて。では、9億5300万円の土地を1億5000万円で手にしたことで、森友学園側は何か特別な利益を得たのでしょうか。


多分、それなりの見識のある皆さんなら、きっと口に含んだコーヒーを吹き出したくなる思いがすると思います。

と同時に、この程度の理解力しかない人間が、野党第一党の党首を務めているのか・・・と。
私たち素人でも理解できる内容です。

森友学園は、9億5300万円の土地を1億5000万円で取得したことで、何か得をするのでしょうか?

仮に森友学園がこのゴミを撤去した場合、森友学園はその撤去にかかる金額を実際に負担する必要があります。
そして、仮にこの土地からゴミが撤去されたとしても撤去しただけでは土地の価格は9億円にまで回復することはありません。

撤去した上で埋め戻し、子どもたちが安全に利用できる水準にまで回復して初めて土地評価額は9億にまで回復するのです。
いえ、それでも9億になるかどうかは分かりません。

仮に政府がこの土地を買い戻す場合、9億で買い戻したとしても、元々政府が売り渡した価格である1億5千万円と9億円との差額は森友学園が既に負担しているのです。もし仮にこの工事が原因で森友学園の開校が遅延した場合、その遅延にかかる損害も森友学園自身が被ることになります。

さて。この西田議員の質疑と蓮舫議員の質疑とを比較して、皆さんはいったいどの様に感じられるでしょうか。
そして、こんな質疑の為に私たちの生活にとって本当に大切な法案の審議がどんどん先送りされていくのです。

彼女らの目的は安倍首相と明恵夫人をやり玉にあげることで、安倍内閣の信用を失墜させることにあります

そしてこんなくだらない質疑がさかんにマスコミ報道されることで、もっと大切な、もっと私たち国民が知るべき質疑内容を私たちは全く知ることができません。

こんな質疑によって私たちの「知る権利」が脅かされる状況を、私はとても残念に思います。



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