第55回 情報を捏造する方法など、政治・経済を中心とした日常的な情報を、独自な視点で解析します。

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<前回の記事 第54回 甘利特命担当大臣、本当にお疲れさまでした m(_ _)m

前回の記事において、甘利さんの辞任騒動の折、

麻生内閣の時から継続して、まったく変わらないマスコミや野党のこのような「体質」に、改めて怒りを覚えます。
麻生内閣のとき、同じような手段を使って麻生内閣を弱体化させた「手法」について、次回記事にてご紹介したいと思います。

と、このような形で今回の記事へのテーマを託しました。

もう少し丁寧な形で記せばよかったかな、とは思うのですが、少し感情的になってもいましたので、改めて今回の記事で、「麻生内閣」について、もう少し詳しく記すことができればと思います。

「麻生内閣」

覚えておいででしょうか。私はかつて、第19回の記事に置きまして、「麻生太郎・中川昭一コンビの功績」について掲載した事があります。

そもそも麻生内閣の特徴とは、リーダである麻生さんが、自由民主党の総裁として立候補したのは、あのリーマンショックが起きる1週間前。そして総裁として当選したのはリーマンショックの1週間後。

「有時」と「平時」という言葉があります。
「平時」とは、現在のように、確かに海外に目を向ければ日本の国民に生活に大きな影響を与えてもおかしくはないような事態が起きていないわけではありません。
ですが、例えば「リーマンショック」であったり、「東日本大震災」であったり、それを放置してしまえば、国内の経済に対して、二度と立ち直ることができないような、深刻なダメージを与えかねない事件が発生した場合に比べれば、「まったく問題がない」といっても過言ではないかと思います。

このように、仮に何か事件が起きていたとしても、その事件が原因で国民に生活に対して大きな影響を与える可能性が低い状態。もしくは事件そのものが起きていない状態。このような状態にあることを「平時」。
一方でリーマンショックや東日本大震災など、その状況を放置すれば、日本国民の生活そのものに深刻なダメージを及ぼしかねない事件の影響下にある状況を「有時」と呼びます。

現在の安倍内閣は間違いなく「平時」。一方、麻生さんが自民党総裁の座に就いたのは、まさしく「有事」。政権を運営する立場に就任した瞬間に、このような危機的な状況にさらされた政権など、特に戦後日本においてはまずなかったのではないでしょうか。

この状況の中で政権を引き受けたのが麻生さん。かなり特別な状況にあったのだということをご記憶いただきたいと思います。


「マスコミという権力」

このブログをお読みいただいている皆様はもうすでにお気づきだと思いますが、私は麻生さんのことをおそらくすべての政治家の中で、最も信頼しています。「麻生信者」と揶揄されたとしても、それをなんの抵抗もなく受け入れることができると感じているほどです。

こんな私ですが、何も最初から麻生さんを信頼したわけではありません。
麻生内閣が誕生した当時は、数多くいる政治家の中の一人。どんな政治手法を信条としているのかも、そもそもどのような経歴なのかもまったく知らない。
私自身の「政治」そのものに対する関心度もそれほど高くない時期でしたから、麻生さんそのものに「無関心」に近い状況でした。

では、そんな私が一体どうして麻生さんに関心を持ち、「政治」に対して関心を持つようになったのでしょう。

この時点で一つ違っていたのは、麻生内閣が誕生した数年前に体験したとある経験から、少し「政治」に対して関心を持つようになっていた時期だった、ということです。

ですので、「マスコミ報道」に関しては、かつてそうであったよりも、少し関心を持ってみるようにはなっていました。
そして、その時に感じたマスコミ報道に対する「疑問」こそ、私をどっぷりと「政治フリーク」の世界に浸らせた最大の原因です。

「報道しない自由」と「切り取り」・「偏向」報道

麻生内閣といえば、登場した当初から、「漢字が読めない」「ホテルでワインを飲んでいた」「カップラーメンの値段を間違えた」など、本当に「ネタか!」と突っ込みを入れたくなるほどしょうもないことでマスコミから徹底的にたたかれ、ネガティブな印象を植え付けられていた印象がとても強いです。

エピソードとして、60歳を過ぎた女性で、一経営者の方とお話をしていたとき、
「あの人には政治は任せられない」
とその方がおっしゃった時に、私から「どうして任せられないんですか?」と聞いた時の返答が、とても象徴的です。

「だって漢字が読めないんですよ!!!」
と、まるでこの世の終わりでもあるかのような表情で訴えられた時には、私は逆に雷に打たれたような衝撃を覚え、唖然としました。

たかがその程度のことで・・・と。

ですが、マスコミがあれほど繰り返し繰り返し報道を行うと、それほどに簡単に一般市民は洗脳されてしまうという一例だと思います。

先述した話題は多くの人の印象に残りやすい情報だと思いますので、わかりやすい事例としてご紹介したのですが、私が報道に対して疑問を覚えたのは、こんなしょうもないネタではありません。

例1 「私は郵政民営化にはそもそも反対だった」

これは、予算委員会に於いて、麻生さんが行った発言です。

「郵政民営化」とは、小泉内閣において、竹中平蔵が主導して行われた施策です。
郵政とは、そもそも「郵政省」の管轄で行われていた事業で、「郵便」「郵便貯金」「簡易保険」そしてこれに「窓口業務」を加えた4事業に分割し、民営化することで政府の負担を軽減させようとした、と一般的には言われています。

ですが、このことで過疎地域の郵便局が閉鎖に追い込まれるなどの弊害も多く発生し、当時の報道では、小泉政策に批判的な報道も多く行われていた時期です。

郵政民営化を行ったとき、麻生さんは総務大臣で、この郵政民営化を認可する立場にありました。

もし仮に、私が報道する立場にいたとして、この時の麻生さんの発言を批判するのであるとすれば、

「反対だったのならなぜ内閣に入り、郵政民営化の認可を行ったんだ。拒否すればよかったじゃないか」

というよう様に、「反対できる立場にいながら反対しなかったこと」を批判します。

ですが、マスコミはこのような報道は行いませんでした。
「小泉内閣は国民にあれだけ支持されていた内閣で、そこで決められた政策に反対するとは何事だ」

というような形で、それまで小泉内閣に対して批判的な報道を行っていたマスコミが、麻生さんの発言が行われたその日の晩に、突然手のひらを翻すようにして小泉内閣を肯定するような報道内容に変わりました

例2 道路特定財源が一般財源化されたら、ひも付きでない、地方の財源としたい

「道路特定財源」とは、ガソリン税や重量税、自動車取得税などの自動車の利用に関連する税制で、ここから得られた税収は主に道路の敷設や新設、修理など、道路に関連する制度にしか利用することしかできませんでした。

これが麻生内閣の前身である福田内閣のとき、一般財源化されることが決められました。

「ひも付きでない地方の財源」でとは、例えば「地方交付税」や「地方交付金」、その他地方税の多くはその用途が限定されており、国から支持されたとおりにしか利用することができませんでした。
調査したことがないので、現在の税制度がどうかは把握していませんが、麻生さんは道路特定財源が一般財源化されたら、この財源を、「用途にかかわらず、地方が自由に利用できる税金」として地域に委譲しましょう、と提案したわけです。

パッと聞くと、「なるほどな。それも悪くないな」と、そう感じられる税制度だと思います。
私も別にこれに対してネガティブな感覚を覚えることはありませんでした。

ところが、麻生さんがこの発言を行った次の日の早朝の報道で、

「一芥の総理大臣に、税金の使い道を勝手に決める権利があるのか」
という報道が行われていたのです。

これに対して、私の頭の中にはものすごくはてなマークが浮かび上がったことを覚えています。
いや、総理大臣が税金の使い道について提案するのはごく自然なことだろう、私は思いました。

それだけではありません。
マスコミは、この報道に建築会社の社員を登場させ、インタビュー形式でこの麻生さんの発言に対して、批判的な意見を述べている光景を報道したのです。
いや、そもそも道路特定財源が一般財源化されることはすでに福田内閣において決められていることで、別に麻生さんが決めたことではありません。なぜわざわざ建築会社の社員を登場させるのかが謎ですし、その一般財源化された税金を、「ひも付きでない地方財源とする」ことは別に悪い提案でもなんでもないと思います。

ものすごくこの報道に対して気持ち悪さを覚えました。そもそも、この当時の報道は、政治家といわゆる「土建屋」に対して、「癒着」という言葉を用いたネガティブな報道が行われていた時期で、マスコミそのものが土建屋に対して批判的でした。

にもかかわらず、麻生さんの発言が行われた瞬間に、180度報道姿勢が変わり、土建屋を擁護するような報道に変わったのです。

例3 「私もその業界を経営していたことがあるのでよくわかるが、医者には非常識な人間が多い」

この発言については、確かに批判されてもおかしくはないと感じられないことはありませんが、これもやはり例1、2と同じです。
この当時は故橋本龍太郎元総理への歯科医師献金問題が騒がれていた時期で、マスコミ報道はまた、医師会に対して厳しい報道が行われていました。

そして、他の例にたがわず、マスコミは医師会の人間をマスコミに登場させ、インタビューさせる形で医師会を擁護する報道に切り替わっていたのです。


もう一度言いますが、この当時はまだ私は現在ほど政治に関心を持っているわけではなく、知識もありませんでした。
麻生太郎さんという人について詳しいことは何も知りませんでしたし、別に支持していたわけでもありません。

この当時の私は、自民党の支持者でもありませんでした。

ですが、上記例のような報道を、ものすごく疑問に感じ、この疑問について回答を導き出す方法として選択したのがこのインターネットでした。

報道されない「功績」

先ほどのサブタイトルにも記しましたが、マスコミは「報道しない自由」と「切り取り報道」を駆使して「印象操作」を行います。
そしてマスコミにとって都合よく編集された「偏向報道」を繰り返し報道することで、視聴者を見事に洗脳します。

麻生内閣を引きずりおろしたのは、このようなマスコミの偏向報道と、自民党内部にいた「小泉派」です。
はっきり言ってこの当時の野党に、それほどの大した能力はなかったと思います。野党が、「マスコミ」を抱き込むことによって見事に「麻生おろしに成功した」。それがあの政権交代劇です。



マスコミが報道しなかったG20サミットの舞台裏で、麻生太郎さんと中川昭一さんコンビが一体何を行っていたのか。
この二人がいなければ、日本だけでなく、全世界的にリーマンショックの災厄から立ち直るのに、またさらに何年もの時間を必要とすることになっていたでしょう。

麻生さんは、中国やアメリカ、ロシアを含むすべての国々に、バブル崩壊以降、日本が立ち直るために実行した、そのほぼすべての政策を飲ませたのです。

麻生さんがなぜ日本国内の施策を行う前に、海外に対してこのような行動を行ったのか。
これは、海外の経済を正常化させることで、為替や株価など、日本国内に影響を与える「海外要因」を取り除くことにありました。



また、その上で日本国内に対しても矢継ぎ早に経済対策を実行し、国民の生活をどん底まで落ち込む前に食い止めるため、奔走したのです。

ですが、マスコミが報道したのは、こちらの会見でした。



ものすごい実績を残したにも関わらずこの報道が原因で、中川昭一さんは辞任に追い込まれ、また続く衆議院選挙でも落選することになります。その後、自宅にて命を落とすことになるわけですが・・・。

マスコミが優先するのは、「国益」ではないということです。
日本国民の生活を守ることよりも、政治家を落とし込めることのほうを優先するのがマスコミです。

安倍内閣が誕生し、その傾向はだいぶん薄まりました。
その象徴的な事例を、現在進めている「右翼」と「左翼」のカテゴリーにて、のちにご説明する予定です。

ですが、それでもまだ、今回の甘利さん報道に見られるような報道が行われている、ということです。

次回記事では「右翼」と「左翼」のカテゴリーに戻り、「左翼」と「共産主義」について記事にしたいと思います。

最後に、中川昭一さんから、当時中川昭一さんを支援していたであろう何者かに対して充てられた一通のメール文を掲載して、この記事を終えたいと思います。

英文
Greetings from Milan,

This letter must come to you as a big surprise, but I believe it is only a day
that people meet and become great friends and business partners. I am Mr. Shoichi Nakagawa,
former Finance Minister for a Group of 7 country. I write you this proposal in good faith,
believing that I can trust you with the information I am about to reveal to you.

I have an urgent and very confidential business proposition for you. In February of this year
an agent of a foreign power spiked my cold medicine with opiates causing me to nod off during
an important press conference. I was subsequently forced to resign in disgrace.

As my termination loomed I took the chance to retain US DOLLARS 134 BILLION in negotiable
bearer bonds I found forgotten in the dusty bottom drawer of the prime minister's desk. I have
since, by the grace of God, deposited these documents with trusted associates in Italy.

As I am under constant surveillance I cannot directly deposit these bonds without the help of
a foreigner and that is why I am contacting you for an assistance. My associates will travel
to Switzerland by train to deliver the documents to the Swiss banking organization of your choice.

If you accept to work with me, I want you to state how you wish us to share the funds in
percentage, so that both parties will be satisfied. If you are interested, contact me as soon as
you receive this message so we can go over the details. Thanking you in advance and may God bless you.
Please, treat with utmost confidentiality.

I wait your urgent response.

Regards,
Mr. Shoichi Nakagawa

翻訳
ミラノから

この手紙は大きな驚きとなってあなたへ届くでしょう。
しかし私は、偉大な友人とビジネスパートナーになれるのは、たった1日しかないと
思っています。

私は中川昭一(7ヵ国のグループのための元財務相)です。

私は誠意をもって、あなたにこの提案を打ち出します。そして私は、あなたには私
があなたに示そうとしている情報を任せることができると信じています。私は、あ
なたのために、緊急を伴う極秘の提案があります。

今年の2月に、外国の力のエージェントは、私に重要な記者会見の間に居眠りさせ
る為にアヘン剤を用いて、私を風邪薬で釘付けにしました。そのため私は不興を買
い、その後辞任することを強制されました。

私は任期終了が迫った最後のチャンスに、首相の机の埃っぽい一番下のひきだしに
あった、無記名債券の米DOLLARS 134 BILLION(約13兆円)を見付けて、それを保持
する機会を得ました。私は、神の恵みにより、イタリアの信頼出来る同僚にこれら
の文書を預けました。私は常に監視下におかれています。そのため私は、あなたの
援助なしでこれらの債券を直接預けることができません。これが私があなたと連絡
をとっている理由です。

私の同僚は、文書をあなたが選んだスイスの銀行業務組織に届けるために、電車で
スイスへ向かいます。

あなたが私の活動を受け入れるならば、何パーセントのチャージを望んでいるのか
示して下さい。そうすればお互い満足出来ます。

あなたが興味を持つならば、我々が詳細を調べることができるように、このメッ
セージを受け取ったら直ちに私と連絡をとってください。

前もってあなたに感謝致します。神はあなたに恵みを与えるでしょう。

どうか、くれぐれも内密にお願いします。急ぎ、返事を待っています。

よろしく。

中川昭一


このシリーズの過去の記事
>> 第122回 なぜ日本は大東亜戦争を起こしたのか~辛亥革命後の中国の近代史年表~
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