第41回 実質賃金と名目賃金③~実質賃金の正体~など、政治・経済を中心とした日常的な情報を、独自な視点で解析します。

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<前回の記事 第40回 フランスの同時多発テロ事件について思うこと
<継承する記事 第39回 アベノミクスを問う14

アベノミクスを問う15

前回の記事では、シリーズをいったんお休みして、フランスの同時多発テロについて、私なりに感じたことを書き記しました。先日はアフリカの「マリ」という国でもホテルをターゲットとしたテロが行われた様です。

マリ首都のホテル襲撃、人質170人 死者多数、テロ連鎖

改めまして、大切な命を奪われた皆さまのご冥福をお祈りいたします。

それでは、改めまして、タイトルの通り、「実質賃金の正体」について記事を進めてみたいと思います。

「実質賃金の下落」批判の正当性を問う

第39回の記事は、主に用語の説明に終始しましたので、少し難しく感じたかもしれません。

今回の記事で、参照していただきたい内容を主に説明しています。今回の記事で、疑問が湧いたら時々前回の記事を振り返りながら読んでいただければ幸いです。

今回の記事は、

・名目賃金が増えていても、実質賃金が下落すると問題なのか?

という疑問について検証することが目的です。

第39回の記事を復習しますと、
政府機関が公表している資料でも、「名目賃金」については具体的な実数を示していますが、実質賃金についてはどこにも具体的な実数は示されず、代わりに「実質賃金指数」のみが掲載されています。

名目賃金とは、我々が受け取っている賃金(給与所得)を、一切加工せずに足し算したものです。
これを、給与所得者の総数で割ったものが「名目平均賃金」または「名目平均給与所得」です。

ここから、参照年(5年前)の実数を100と考えて、そこからいったい何円上昇しているのか。もしくは下落しているのか、という計算を行って、割合で表示したものが「名目賃金指数」。

これを、「消費者物価指数」で割った物が「実質賃金指数」です。
ということです。

では、なぜ「実質賃金指数」なるものを計算する必要があるのか。
そもそも「実質賃金」とは何なのか、ということについてご説明いたします。


まずは、「賃金」について考えてみます。

例えば、前年の月給が10万円であったとします。
景気上昇により月給が増え、今年は12万円になったとします。


前年を基準年として考えると、前年の名目賃金指数(または単に賃金指数)は100となります。
これより賃金は20%上昇していますから、今年の名目賃金指数は120となります。

次に、「物価」について考えてみます。

前年に5万円で変えていたものが、例えば輸入資材価格の上昇等に伴い、7万円になったとします。

この場合、同じものを2つ買うとすると、

前年は5万×2=10万円で、月収が10万円ですから、一月の収入で二つ買うことができます
ところが、今年は7万円に値上がりしましたから、7万×2=14万円です。

ですが、月収は2万円しか増えていませんから、1つしか買うことができません

つまり、

・確かに賃金は上昇したが、上昇した賃金以上に物価も上昇して、買うことのできる量が減っているから、結果的に賃金は下落している。

と考えることができます。この考え方に基づいて計算されているのが「実質賃金」です。
上記の事例であれば、「名目賃金は上昇しているが、実質賃金は下落している」ことになります。

では、改めまして安倍内閣における、「名目賃金」と「実質賃金」の推移を見てみましょう。


・・・と思ったのですが、現在厚生労働省ウェブサイトへのアクセスができません。

そういえば、今朝このようなニュースがやっていましたね。

厚労省、ホームページの閲覧停止 アノニマスが攻撃か

なぜこんなバカなことを・・・
ちなみに、これは厚労省HPのセキュリティが云々、という問題ではありません。

皆さんが現在閲覧されています、任意のホームページで、キーボードの「F5」を連打してみてください。
すると、繰り返しそのホームページが開かれているところを確認できると思います。

アノニマスがやっていることはこれと同じことです。
大量の人が短時間に一斉にホームページにアクセスするとホームページが閲覧しにくくなることと同じ状況が現在発生しています。

昨日、アノニマスがフランスにテロ行為を行ったISに対して、報復行為を行うと予告したことが報道されました。

アノニマス、ISに宣戦布告 「世界中でお前たちを追い詰める」

・・・・やっていることがISと同レベルだと感じるのは私だけでしょうか・・・

記事は厚労省のウェブサイト復旧後、作成いたします。

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